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800字を書く力 (祥伝社新書 102)価格: 777円 レビュー評価:3.5 レビュー数:7 私は、今まで文章を書くということは、メモをとり、構成を考えてから、詳しく書くという過程で行われると考えていた。
しかし、著者は、かき手の注意は、「書こうとすることではなく、書いてしまったこと」にあると考えている。さらに、書き手は、無意識のうちに、今まで書いた文章の足りないところを補う形で文章を書き進めていっていると考えている。
文章の種類にもよるが、書く時に、このこと意識するだけでも今までよりも、分かりやすい文章を書くことができるようになってくるのではないだろうか。
また、この本では、展開の大切さについても述べている。展開の考え方についても、「起承転結は必 |
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法科大学院入試対策 山本流小論文教室―論理的で説得力ある文章を書くために価格: 1,890円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 本書は法科大学院入試対策関連の書物では初めての「教科書」といったスタイルを採用している。 そのためか、テクニック本や過去問集などとは異なった切り口での説明が新鮮だと感じられる。 小論文の基礎を過去問の分析をしながら、自然と学べるスタイルになっている。過去問集を単独で解くだけでは得ることのできない、問題の背景や出題者の真の狙いなども深く学べる点が「教科書」としての強みであろう。 これから小論文入試の対策に本格的に取り掛かろうとしている方には是非おすすめの一品である。 この本をバイブルとして予備校の演習や過去問に当たるのが良いのではないか。 |
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百足の足をかぞえてみました―女子中学生の小さな大発見〈2〉価格: 1,260円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 百足の足を数え、シイタケの裏のヒダを数え、タコの吸盤を数え、
しかもタコが冷蔵庫内で5時間も生きていることを観察する。
この本がおもしろいのは、必ずしも正しい答えを出すことを目的としていないところです。
好奇心のおもむくまま、観察した、試したり、結果について考える、
その過程そのものを楽しんでいます。
シシャモの卵は「超いっぱいあった」だし、
立ちながら眠れるかは「目が覚めた時は立っていなかった」だし、
カメの歩速を測って登校時間に換算し「一緒には登校できない」と結論する。
観察・実験・考察という |